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喫煙・吸い殻のマナー

釣り場での一服は息抜きになるが、吸い殻の扱いを誤ると、景観だけでなく法律上の問題にもなり得る。 携帯灰皿を用意しておくだけで避けられるトラブルである。 また、釣り場は子ども連れの家族や煙が苦手な人も共有する場所であり、煙そのものへの配慮も欠かせない。

吸い殻は海や地面に捨てない

釣り船や堤防で、吸い殻を当たり前のように海へ投げ捨てる釣り人が問題視されている。 国際NGOの調査では、2017年に世界で行われた海岸清掃だけで約241万本の吸い殻が回収されたという。 喫煙する場合は携帯灰皿を持参し、吸い殻は必ず持ち帰るようにしたい。 釣り具メーカーからは、バッカンやライフジャケットに装着できる携帯灰皿も販売されている。

マナー違反であり法律違反でもある

タバコのポイ捨てはマナー違反であるだけでなく、内容によっては廃棄物処理法違反や軽犯罪法違反として罰則の対象になり得るとされる。 ポイ捨てによって景観が損なわれるだけでなく、動物や環境にも悪影響を及ぼす。

吸い殻のポイ捨ては、ゴミの持ち帰りで扱ったゴミの放置と同じく、釣り場が禁止・閉鎖される一因になり得る。

家族連れや周囲の人への煙の配慮

堤防や釣り公園は、小さな子どもを連れた家族や、煙が苦手な人も同じ空間で過ごす場所である。 屋外であっても、風向きによっては隣の釣り座まで煙やにおいが流れ、望まない受動喫煙(自分の意思とは関係なく他人のタバコの煙を吸わされること)を生じさせてしまう。 改正健康増進法では、喫煙が可能な場所であっても、喫煙する際は望まない受動喫煙を生じさせないよう周囲の状況に配慮することが喫煙者の義務として定められているとされる。 特に子どもや病気のある人への影響は大きいとされ、法令の趣旨としても子どもが集まる場所での配慮が強調されている。 釣り場で喫煙する場合は、子ども連れの家族や他の釣り人の風上を避け、人から離れた場所で吸うようにしたい。 喫煙所が設けられている釣り公園や施設では、必ずそこを利用する。 船釣りでは、船宿や船長が喫煙場所を指定している場合があるため、乗船前に確認しておく。 同行者や隣の釣り人に一声かけてから吸う程度の気遣いが、無用なトラブルを避けることにつながる。

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