仕掛け・ラインの後始末
根掛かりで切れたラインや、使い終わった仕掛けを放置していないだろうか。 釣り糸(テグス)は非常に丈夫で分解されにくく、放置されると長期間にわたって野生動物を傷つけ続けることになる。
持ち帰るべきもの
根掛かりでラインが切れた場合も、水面や岸に浮いている糸くずは可能な範囲で回収する。 使用済みの仕掛け、ハリスや道糸(みちいと)の余りは、その場に捨てず持ち帰る。 針を結び替えた際に出る古い針(ハリ)も、放置せず持ち帰って処分したい。 ラインが木の枝や堤防の隙間に絡んで回収できない場合は、無理にせず安全を損なわない範囲で対応すること。
野生動物への被害
放置されたラインに野鳥の翼や足が絡まると、自力で外すことができず、血流が止まって壊死につながる例が報告されている。 針が付いたまま捨てられた仕掛けやルアーを、野鳥や魚がエサと誤って飲み込み、のどに引っかかって弱ってしまう被害も報告されている。 都道府県の野生動物保護担当部署や、日本鳥類保護連盟などの団体が釣り糸・釣り針の持ち帰りを繰り返し呼びかけているのは、こうした背景があるためである。
直接的な罰則よりも、野鳥をはじめとする野生動物への実害につながる点が最大の問題である。 ゴミの放置と同様、釣り場の景観・環境悪化につながり、釣り場閉鎖の一因にもなり得る。
関連用語
出典
- 釣り糸や釣り針は持ち帰りましょう - 新潟県ホームページ(確認日: 2026-08-25)
- 釣りをする方へ~テグス(釣り糸)により野鳥が傷ついています~ - 宮崎県(確認日: 2026-08-25)
- テグス被害 - 公益財団法人日本鳥類保護連盟(確認日: 2026-08-25)
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